地蔵通りの夜の顔をご存じですか？
実は閉店後のシャッターには洒落た施しがなされています。
この通りは旧中山道つまり木曾街道であることから、歌川廣重（安藤広重）・渓斎英泉（池田英泉）による浮世絵「木曾街道六十九次」が描かれています。（「東海道五十三次」じゃないですよ。同じ広重ですけど・・・(^_^)）
この素敵な夜のギャラリーを写真に収めてみました。
※当然シャッターが閉まる夜間の撮影ですので（乱反射のためフラッシュも焚けず）ピンボケお許しください。(つかさ＠SugamoMap)

お店と宿場を並べてみると、

真性寺　→　高岩寺でUターン　→　真性寺
（日本橋 　→　→　→　→　→　→　 京都）

と街道順に絵が配置されているのがわかります。
また、廣重は英泉の倍近い枚数を描いていますが、ここではバランスよくほぼ半分づつ割り当てています。
ふとしたところに地蔵通りの粋な計らいが見受けられますね。